2023/10/16 進撃速報

2023/10/16 進撃速報

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急成長企業をまとめて解説する「進撃速報」です。国内の他に、超有料級のシリコンバレー・中国の企業の資金調達状況について最新の情報をお伝えいたします。

今週は国内から3社、米国から3社、中国から2社、計8社の資金調達情報をお伝えいたします。

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1.KGモーターズ(Automotive)

【最新の資金調達】

2023年10月、シードラウンドにて1.5億円を調達

【主要投資家】

環境エネルギー投資、キーレックス、waypoint venture partners、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、WONDERTAINER FUND

【事業概要】

同社は、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車「ミニマムモビリティ」の製造販売とMaaS事業の展開を目指す自動車企業である。原付ミニカー規格なので乗車定員は1名であるが、ドア・エアコン付きで快適な走行を提供。AC100Vの家庭用コンセントで充電することができ、5時間の充電で航続距離としては100km走れ、またソフトウェアはOTAアップデートが可能、進化するモビリティを目指している。

【成長理由】 

同社が販売するミニマムモビリティは小型で軽量であるため環境性能に優れており、原付ミニカー規格で車検不要・税金も安くコスパも抜群であることから注目されている。

【創業者のキャリア・事業に対する思い】  
楠一成氏。現代の日本を再び活気ある社会にするため、「今日より明日がよくなる未来を創る」をミッションに掲げている。

 

2.岩谷技研(Aerospace)

【最新の資金調達】

2023年10月、5.7億を調達。

【主要投資家】

インキュベイトファンド、横浜キャピタル、トヨタ紡織

【事業概要】

同社は、高高度ガス気球、並びに気密キャビンを設計/開発/製造し、気球による宇宙遊覧を目指す宇宙開発企業である。同社が目指す宇宙遊覧とは、単に地球の大気圏外に広がる空間(Space)に行くこと (Travel)ではなく、調和と秩序のとれた宇宙(Cosmos)に身を置くことにより人々の意識や視野が広がる旅 (Journey)を提供することである。

【成長理由】    
同社は2016年の設立以来、「風船宇宙プロジェクト」「風船宇宙 生物プロジェクト」など気球を使った宇宙開発に挑戦してきた。2020年の夏からは “気球による宇宙遊覧” を新たな目標に定め、資金調達を実施。以来、札幌を拠点に各種の実証実験を重ね、ロケットのように燃料を使うのではなく、空気よりも軽いガスの浮力で人や物を宇宙遊覧が可能な高度まで運ぶ、安全で低コストな手法を開発。この手法によって搭乗者の運搬に限らず、これまで以上に多業種の企業に宇宙が開かれるとして注目された。

【創業者のキャリア・事業に対する思い】  

岩谷圭介。初めは宇宙=ロケットであると考えロケットについて学んでいたが、宇宙事業の実現可能性は気球にこそあると見出したため2011年気球の研究開発を開始。世界のどの手法よりも速く、かつ将来に渡って安定した運航が可能な宇宙旅行は、気球だからこそ担え、「宇宙の民主化」の第一歩を目指す。

 

 

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