2023/11/20 進撃速報

2023/11/20 進撃速報

¥500

Sold Out

急成長企業をまとめて解説する「進撃速報」です。国内の他に、超有料級のシリコンバレー・中国の企業の資金調達状況について最新の情報をお伝えいたします。

 

今週は国内から3社、米国から3社、中国から2社、イギリスから1社、ナイジェリアから1社、計10社の資金調達情報をお伝えいたします。

 (HUNTERCITY会員は、会員サイトから無料でご覧いただけます。また、最新情報を公開している毎週月曜日朝7時のミーティングにもご参加いただけます。)

 

1.Nature Innovation Group(Sharing)

【最新の資金調達】

2023年11月、シリーズAラウンドにて総額約3.2億円を調達

【主要投資家】

前澤化成工業株式会社

【事業概要】

同社は、本格的な傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せず、駅や街中でアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却できるのが特徴となっている。

現在のアプリ登録者数は約50万人となっており、鉄道沿線を中心にスポット数は1,200か所以上にわたる。2024年中に首都圏にアイカサがある駅を現在の約400駅から1000駅以上へと拡大をすることでどの駅でもアイカサがあるインフラを目指す。

 

【成長理由】 

同社のサービスは、パンデミック後の外出や移動の機会が増加によってニーズが高まり、また地球温暖化と循環型社会の必要性が高まる中で、本サービスによって使い捨てされてしまう傘の消費を減らすことで資源と余計なCO2の排出を抑制する事を可能にすることから注目を浴びている。

「アイカサが存在した世界としなかった世界でどれだけの環境負荷低減の差分を作れたか」が同社のミッションであり、アイカサ1回の利用でCO2約692g削減につなげようとしている。


【創業者のキャリア・事業に対する思い】  
丸川照司氏。シンガポールなど東南アジアで育ち、中国語と英語を話せるトリリンガル。

18歳の時にソーシャルビジネスに興味を持ち、社会のためになるビジネスをしたいと社会起業家を志す。 その後マレーシアの大学へ留学中に中国のシェア経済に魅了され、大学を中退。

2018年に“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッション掲げ、傘のシェアリングサービス「アイカサ」をスタート。

 

2.アラカン(Flea market)

【最新の資金調達】

2023年11月、シリーズBラウンドにて累計10億円を調達

【主要投資家】

AMD1号ファンド株式会社、New Commerce Ventures株式会社 、株式会社ケップルキャピタル、みずほキャピタル株式会社、ジャフコ グループ株式会社、NOW株式会社、DIMENSION株式会社

【事業概要】

同社は、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」の運営を手掛ける。「カババ」の累計GMVは50億円に到達(2023年10月末時点)しており、会員登録者数は約2.2万人、成約台数は合計約1,400台を突破し、車乗り換えコストの低減に取り組む。

【成長理由】 

情報の不透明性・非対称性から多くの負を抱える中古車市場に対し、同社は中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価値に対する相場情報を加え、全ての情報を包み隠さずに誰もが簡単に適正価格で中古⾞を売買できるサービスを提供。

さらに、名義変更、車両運搬、保証をネット完結で提供したことで、流通コストを従来よりも75%削減。


【創業者のキャリア・事業に対する思い】  
田中 一榮氏。一般的に1台の中古車を販売するのに掛かる30万円というコストを、1台3万円にまで引き下げることを目標に掲げている。

 

 

当記事をご購入いただくと、今週の全10社分の情報をご覧になれます。

この続きをみるには

¥500

Customer Reviews

Be the first to write a review
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)
0%
(0)