2023/12/11 進撃速報

2023/12/11 進撃速報

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急成長企業をまとめて解説する「進撃速報」です。国内の他に、超有料級のシリコンバレー・中国の企業の資金調達状況について最新の情報をお伝えいたします。

今週は国内から3社、中国から2社、ナイジェリアから1社、インドから1社、計7社の資金調達情報をお伝えいたします。

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1.Sales Marker(Saas)

【最新の資金調達】

2023年12月、シリーズAラウンドにて総額8.4億円を調達した。

【主要投資家】

One Capital株式会社

【事業概要】

同社は、BtoB向けセールスインテリジェンス「Sales Marker」を提供。約500万件の企業データベースとインテント(興味関心)データとを組み合わせる事により今ニーズが顕在化している企業を見つけ、マルチチャネルで多角的なアプローチを行う事ができる、新時代の営業インテントセールスSaaSである。

【成長理由】 

これまでの営業は、「自社が考えるターゲット」をリスト化し、満遍なくアプローチをしていた。

同社は、これからの営業は「自社サービスを、今欲しい企業」だけにアプローチする時代と考え、興味関心など意図(intent)をもって起こした行動データの分析に基づく「インテントセールス」や、世界初の「AIセールス」により、誰でもトップセールス同様に営業成果を出せるサービスを提供している。

【創業者のキャリア・事業に対する思い】  
小笠原 羽恭氏。

新卒で野村総合研究所に入社後、基幹システムの開発・PM・先端技術R&D・ブロックチェーン証券PFの構築・新規事業開発に従事した後、コンサルティングファームに転職し、経営コンサルタントとして、新規事業戦略の立案・営業戦略立案・AIを活用したDXなどのプロジェクトに従事。

その後、グローバル規模での市場動向調査・営業戦略立案・事業戦略立案をデータとAIで効率化・高度化することを目指してCrossBorder株式会社を創業。「既存の枠組みを超えた挑戦ができる世界を創る」を目標に掲げている。

 

2.Mujin(Robot)

【最新の資金調達】

2023年12月、シリーズCエクステンションラウンドにて総額27億円を調達した。

【主要投資家】

日本郵政キャピタル株式会社

【事業概要】

同社は、産業用ロボットに知能を与える、知能ロボットコントローラ「Mujinコントローラ」を開発する。従来プログラムされた動きを繰り返すものであったロボットに、様々なセンサーとそれを統合するMujinコントローラを接続することで、自律的に環境変化に合わせた動作が可能な知能ロボット「MujinRobot」を構築している。

【成長理由】 

同社は、2011年の創業以来 「Industrial Robots for Everyone(すべての人に産業用ロボットを)」をスローガンに掲げ、産業用ロボットに知能を与える、知能ロボットコントローラ「Mujinコントローラ」を開発。

Mujinコントローラを基にした自動化プラットフォームを中心に、工場・倉庫の全体最適化と、全体生産効率最大化に貢献。2019年に中国、2021年には米国への進出を果たし、現在急速に事業を拡大している。特に米国では、高止まりする人件費も相まり、予測以上に業績が好調に推移している。


【創業者のキャリア・事業に対する思い】  
滝野一征氏。Mujinコントローラを基にした自動化プラットフォームを中心に、工場・倉庫の全体最適化と、全体生産効率最大化に貢献する。

 

 

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